横浜本郷道院の1年間

ここでは、横浜本郷道院の1年間を通しての行事や活動の様子をご紹介します。

                     【新春法会】

新年の始まりの行事です。少林寺拳法を修行する目的を、みんなで確認します。一人一人、今年の抱負を述べて、気持ちを新たに1年をスタートするためのものです。儀式のあとは通常の修練、その後は新年会をするのが恒例となっています。

                     【春の合宿】

春休みの時期に、三ツ沢公園野外活動センターを利用して、合宿を行います。この合宿では「食育」がメインテーマとなっています。朝・昼・晩を自分たちで作って食べることで、食事の大切さ、準備や片付けの大変さ、食べ物への感謝などを実体験します。その合間に修練をするというスタイルです。

                     【開祖忌法要】

少林寺拳法は、平和で豊かな世の中を築くために、強さと優しさを兼ね備えた人を育てることを目的につくられました。その開祖の志をみんなで再確認するため、開祖・宗 道臣の命日にちなみ、毎年5月に開祖忌法要を執り行います。儀式の後には修練を行います。私は開祖にお会いしたことはありませんが、いつもより気が引き締まります。

                     【県大会】

毎年7月には、神奈川県大会が開催されます。緊張する中、うまく出来たり出来なかったり…修行の成果を人前で発表する貴重な機会です。また、県内の仲間が集まる交流・勉強の場でもあります。大会は参加することに意義があります‼️

                     【夏の合宿】

夏休みの時期に、2泊3日の合宿をします。ここ数年は、東京都青梅市の御岳山に行ってます。夏合宿の特徴は「修練をしない」ことです。技をやらなくても少林寺拳法の仲間です。多摩川の清流で遊び、山登りをし、たくさん歩き、寝食をともにする。ちょっぴりハードですが、そんな中で絆を深めます。

合宿中は班行動が中心です。自分の役割、電車やバスでの振る舞い、仲間同士の体調管理などを通して「自己確立・自他共楽」を実践します。

                     【達磨祭】

達磨大師の遺徳を偲び、10月には達磨祭を執り行います。「七転び八起きではなく、九転び十起きだ」「やる前から諦めるな」という開祖の言葉が聞こえてくる気がします。不撓不屈の精神を胸に刻む儀式です。

まだ暑い日が続いてますが、もう秋です。年頭に立てた目標は、どのくらいクリアできたでしょうか。ちょっと早い気もしますが今年を振り返る季節ですね。

                     【冬の合宿】

春の合宿の冬バージョンです。こちらも「作る・食べる・片付ける」がメインとなっています。寒い夜は、調理の火で暖を取るのが心地良いです。修練は、身体が冷えないようにたくさん動くメニューで臨みます。あとは気合です。

【横浜市民大会】

横浜市少林寺拳法連盟が主催する、アットホームな大会です。

普段の修練のほかに、このような行事や活動を通して「少林寺拳法で学ぶ・鍛える・気づく」をテーマに活動しています。これを地道に継続することで、自信、勇気、慈悲心、正義感、行動力を身につけられるよう取り組んでいます。