今回は、横浜本郷道院に所属する中村さんにお話を伺いました。2016年から横浜本郷道院に加わり、今も精力的に稽古を続けている中村さん。少林寺拳法との出会いや道場での思い出、これからの目標について語っていただきました。

― まずは簡単に自己紹介をお願いします！

中村です。横浜本郷道院に所属しています。少林寺拳法を始めたのは、2007年に日本大学の少林寺拳法部に入部したのがきっかけです。
卒業後は一度離れていましたが、社会人4年目くらいのときに、家の近くにあった横浜本郷道院を見学して入門しました。仕事では残業が多い毎日ですが、なんとか時間を作って稽古に通っています。

― 差し支えなければご職業も教えてください。

獣医師として犬猫の診察をしていましたが、その後は治験の仕事に転職して新薬の開発に携わりました。
今は、動物病院に電子カルテを導入するという、ちょっとニッチな仕事をしています（笑）。

― 少林寺拳法を始めたきっかけは何でしたか？

大学で格闘技をやってみたいと思っていた時に、たまたま少林寺拳法部があったんです。日大の少林寺拳法部はなんだか怖そうな雰囲気がありましたが、強くなれそうな気がしたので始めました。

― 稽古で好きな技や練習はありますか？

運用法が好きです。大学拳法部を引退してから少しの間、キックボクシングやテコンドーにも取り組んだんですが、実戦的で、考えながら動くところがすごく面白いと感じています。

― 難しかったことや、乗り越えた経験はありますか？

大学では非日常的なところも結構ありましたが、それが心、技、体の全てを鍛えてくれたのかなと思います。特に心が強くなりました。
卒業後に再開してからは、基本を見直すのが大変でした。気づけばかなり自己流になっていたので、もう一度、丁寧に基礎を積み直すことを意識して稽古しています。

― 少林寺拳法を続けてよかったと感じることは？

自分の成長を実感できることですね。体力は大学の頃より落ちていますが、技術は間違いなく向上しています。
また、礼儀や姿勢、考え方の面でも成長できたと感じています。

― 少林寺拳法から学んだことはありますか？

一番は礼儀です。大学時代は言葉遣いをかなり直されました（笑）。
今では道場だけでなく、日常生活でも自然と礼儀を意識するようになりました。

― 横浜本郷道院の雰囲気はどうですか？

とてもアットホームな雰囲気です。指導者の方々も親切で、仲間同士も仲が良く、居心地がいいですね。道院長とはプライベートでも仲良くさせていただいて、時々一緒に釣りに行ったりします。

― 稽古以外で印象に残っている出来事はありますか？

2019年の本郷台駅前のお祭りでステージ演武を披露したことですね。たくさんの人の前での演武は初めてだったので、とても緊張しました。

また、横浜市大会で優勝したことも強く印象に残っています。努力が結果につながった瞬間でした。

― これからの目標を教えてください！

まずは長く続けることです。そのうえで、すべての技を習得できたら嬉しいですね。

― 最後に、これから少林寺拳法を始めたいと考えている方へメッセージを！

大学時代に少林寺拳法をやっていて、少し離れてしまった方も、少しでも興味があるならぜひ一度体験してみてください！
もちろん、未経験の方も大歓迎です！一緒に楽しく頑張りましょう！

記事作成日：2025年4月27日
記事更新日：2025年5月25日